Amazonアソシエイトで画像リンクが使用できなくなり、困っている方も多いのではないでしょうか。
ツールバーの機能変更やPA-APIの厳しい条件が背景にありますが、実際には他にも安全な代替手段が存在します。
この記事では、その問題の詳細と、代替手段として「もしもアフィリエイト」や「Pochippプラグイン」を使ったリンク作成の方法をわかりやすく解説していきます。
初心者でも安心して取り組める解決策を紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
Amazonアソシエイトツールバーで画像リンクが使用できなくなった理由
Amazonアソシエイトツールバーで画像付きリンクが作成できなくなったことで、多くのユーザーが不便を感じています。
この変更により、画像を利用した商品リンクを簡単に作成することができなくなり、ブログやウェブサイトの見栄えに影響が出た方もいるのではないでしょうか。
ツールバー機能の変更点
Amazonアソシエイトツールバーでは、もともと「テキストリンク」「画像リンク」「テキストと画像リンク」という3種類のリンクが簡単に作成できる機能が提供されていました。
しかし、「画像リンク」「テキストと画像リンク」の作成機能が廃止になったことで、多くの人が影響を受けています。
以下、Amazonアソシエイトからの発表です。
【2023/11/10: アソシエイト・ツールバーの画像リンク作成機能の提供終了について】2023年11月10日をもって、アソシエイト・ツールバーの画像リンク作成機能の提供終を終了させていただきました。 なお、テキストリンクはこれまで通り作成が可能です。ご利用のお客様にはご迷惑をおかけいたしますが、ご理解のほどよろしくお願いいたします。
【2023/11/14: (訂正) アソシエイト・ツールバーの画像リンク作成機能の提供終了について】2023年11月10日をもって、アソシエイト・ツールバーの画像リンク作成機能の提供を終了する旨をお知らせしましたが、提供終了の日付を2023年11月30日に変更させていただきます。
引用:Amazonアソシエイト
利用者への影響
ツールバーでの画像リンク作成が不可となったことで、多くのアフィリエイト利用者が手軽に商品画像を取得できなくなり、ブログやウェブサイトでのデザインや訴求力に支障が出ています。
特に画像リンクは視覚的に商品を魅力的に見せる効果があるため、収益にも影響が出た方が多いのではないでしょうか。
PA-APIの利用条件が厳しい理由
Amazonアソシエイトでは、画像リンクを作成するためにPA-API(Product Advertising API)という仕組みが提供されていますが、利用条件が非常に厳しく、簡単には使えない仕組みになっています。
初心者にとってはPA-APIの設定や利用には大きなハードルがあるため、他の方法を探す方も多いでしょう。
PA-APIとは?
PA-APIとは、Amazonの商品データや画像を取得するためのAPI(アプリケーションプログラムインターフェース)で、開発者向けのツールです。
これを利用することで自動的に商品情報を表示したり、リンクを作成できるのですが、APIの利用には一定の基準が設けられており、簡単に利用開始できるわけではありません。
PA-APIの適用条件
PA-APIを使用するには以下の条件を満たさなければなりません。
- 登録から180日以内に3件以上の売り上げ発生
- Amazonアソシエイトの規約を遵守
上記の条件をクリアすると初めてサイト審査に移行し、そこで合格すれば晴れてAmazonアソシエイトのPA-APIが利用可能となります。
ただし、審査合格後も30日以内に1円以上の売り上げが発生しないと再び利用できなくなってしまうというとんでもない仕様なのです。
実際に継続してPA-APIを利用し続けるのは難しいので、初心者の場合は別の方法を模索するのが無難でしょう。
ネット上に広まる誤ったAmazonの商品画像使用方法
ここで一旦、別の話を挟みましょう。
Amazonアソシエイトに関する情報はネット上にも多く出回っていますが、残念ながら正確でない情報もいくつかあります。
特に、以下のAmazon商品画像使用に関するルールについて
・商品画像を加工する。
商品画像の加工はおやめください。画像のサイズを変更される際には、元のサイズの縦横の比率を変更しないようにしてください。・商品画像をダウンロードして利用する。
商品画像を保存後、任意のAmazonではないサーバーにアップしなおしての利用はできません。Amazonが提供している商品画像URLを指定する形でご利用ください・Amazon.co.jpでキャプチャした画像を使用する。
Amazon.co.jpでの商品画像は随時変更されることがありますので、キャプチャした画像は使用しないでください。
引用:Amazonアソシエイトヘルプ「商品の紹介で注意すべきことは何ですか?」
誤った解釈が拡散されていることが見受けられます。
・商品画像の加工はNGだが、縦横の比率を変更しなければサイズ調整はOK
・キャプチャした画像や画像をダウンロードして使用するのはNGだが、直リンクで使用するのはOK
このような情報をよく見かけますが、実はいずれも規約違反です。
実際にAmazonへ問い合わせた結果
商品画像使用に関して、実際にAmazonアソシエイトへ問い合わせてみました。
返答を簡単にまとめると以下のとおりです。
・商品の紹介をするにあたって、Amazon上の各コンテンツは画像も含め配布物ではないので使用してはいけない
・「直リンク」による画像使用も認めておらず、現状提供されているテキストリンクのみ利用すること
・ヘルプページの文言は古い情報が残っていたため、修正するとともにユーザーに混乱を招いてしまったことをお詫びします
商品画像を使用できないことは変わりませんが、これで疑問は解決しました。
規約違反はAmazonアソシエイトのアカウント停止にも繋がりかねないので、商品画像を使用してしまっている方は修正するようにしましょう。
おすすめのAmazon商品リンク作成代替手段
ツールバーやPA-APIを使用できない場合でも、Amazon商品リンクを安全かつ効果的に作成する方法はあります。
ここでは、私自身が実践している「もしもアフィリエイト」や「Pochippプラグイン」を使った代替手段をご紹介します。
もしもアフィリエイトで画像リンクを作成
「もしもアフィリエイト
」では、Amazonのプロモーションが用意されています。
審査に合格し提携することができれば、もしもアフィリエイト経由でAmazonの商品リンクを作成し紹介することができるようになるのです。
この審査にはAmazonアソシエイトのような売り上げ条件がないので、比較的合格しやすくなっています。
「かんたんリンク」という機能を使うことで、Amazonだけでなく楽天やYahoo!ショッピングの画像付きリンクが作成できるので、Amazonアソシエイトの代替手段として非常におすすめです。
Pochippプラグインで簡単にリンクを作成
「Pochipp(ポチップ)」は商品リンクを簡単に作成でき、見た目も美しいため、ブログやサイトに最適なプラグインです。
Pochippを使えば、Amazonだけでなく楽天やYahoo!ショッピングのリンクも同時に表示できるため、複数の収益源を確保することもできるでしょう。
また、有料プランの「Pochipp Pro」では各リンクのクリック率計測・セール情報自動取得・口コミリンクの表示など様々な拡張機能がより便利に利用できます。
詳細は公式サイトをご確認ください。
まとめ
Amazonアソシエイトで画像リンクが使用できなくなった問題には困っている方も多いと思いますが、PA-APIの制約や誤った情報に注意しつつ、適切な解決策を取ることが大切です。
もしもアフィリエイトやPochippプラグインといった代替手段を活用すれば、初心者でも簡単に商品リンクを作成し、収益を上げることができます。
ぜひこれらのツールを試して、アフィリエイトをさらに効果的に運用してみてください。